FC2ブログ

羽生2冠の底力!!

 
 
「名人の底力!!」というタイトルを当初考えた。
 
 
そして、「ああっ。羽生さんは今は名人ではなくなってしまっていたのだった。」と気づいた。
 
今年、森内名人に最終第7局で敗れ、3-4で名人位を失っている。
 
勝負の行方がどちらに転ぶかどうか分からない難解な最終戦だった。
 
『時の運』 だったかもしれない。
 
 
そして、あれこれ考えた挙句、上のようなタイトルになった。
 
『羽生の頭脳』という全10巻の名著があるが、彼が将棋界に与えた衝撃は大きい。
 
前人未到のタイトル7冠独占を成し遂げたのが、25歳。あれから15年。青年は将棋界を支える巨人に成長し、今なお最先端を走り続けている。
 
私はデビュー当時(中学生プロ棋士)からの彼のファンである。
 
 
名人失冠の傷も癒えない中、王位戦の挑戦者となり、2-3土俵際に追い詰められながらも、第6局を勝ちきり、3-3のタイに持ち込んだ。
 
これを『底力』と言わずして、何と言おう。
 
彼は、王位を12期獲得している名棋士であり、永世王位の称号も手にしている。
 
 
 


 
 
過去10年間の王位戦の軌跡を振り返ってみよう。
 
 
期  年   優勝者   成績   相手

51 2010 広瀬章人 4-2 深浦康市

50 2009 深浦康市 4-3 木村一基

49 2008 深浦康市 4-3 羽生善治

48 2007 深浦康市 4-3 羽生善治

47 2006 羽生善治 4-2 佐藤康光

46 2005 羽生善治 4-3 佐藤康光

45 2004 羽生善治 4-1 谷川浩司

44 2003 谷川浩司 4-1 羽生善治

43 2002 谷川浩司 4-1 羽生善治

42 2001 羽生善治 4-0 屋敷伸之

 


 
ここで、改めて両雄のプロフィールを紹介しよう。
 

広瀬章人王位

 羽生王座・棋聖は名人戦では敗れましたが、将棋の内容、調子はすごくいい。これが本来の姿なのだと思います。居飛車、振り飛車といろいろな戦法を指しますが、最近は主導権を握ることのできる戦型を選んでいるように見えます。自分の調子は、対局が少なく分かりかねますが、7番勝負が始まっても上向きにもっていければいいですね。すっかり振り飛車穴熊のイメージが私に付きましたが、穴熊にとらわれず自分らしい将棋を、終盤までどちらが勝つのかわからないような将棋を指したいと思います。
 
 
ひろせ・あきひと 1987年、東京都江東区生まれ。勝浦修九段門下。2005年四段、10年七段。09年度、第40期新人王戦で棋戦初優勝。10年度、第36期棋王戦で挑戦者決定戦に進出、第69期順位戦でB級2組へ昇級。11年度は第24期竜王戦で3組昇級を決めた。王位戦では前期、深浦康市王位(当時)を4勝2敗で破り、初タイトルを獲得した。タイトル獲得は1期。得意戦法は振り飛車穴熊だが、ゴキゲン中飛車や居飛車も器用に指しこなす。

羽生善治二冠

 挑戦者決定リーグは村山慈明五段が全勝で走り、少し大変かと感じていました。最終戦の直接対決も、終盤ではっきり負けていたので、展開に恵まれたのかなと思います。広瀬王位はシャープな将棋で、受けも独特な手を指すイメージ。穴熊の指し回しを見ていると、手慣れているなと感じます。でも、対戦があまりないのでわからない部分もあります。自分の調子は、まずまずでしょうか。タイトル戦では初めての顔合わせでもあるので、今までにないような展開の将棋、面白い将棋が指せたらと思います。
 
 
はぶ・よしはる 1970年、埼玉県所沢市生まれ。二上達也九段門下。85年四段、94年九段。89年度、第2期竜王戦で初タイトル獲得。95年度、第45期王将戦を制し、史上初の七冠全制覇を達成した。2008年度、第66期名人戦を制し、通算5期獲得で19世名人の資格を得た。王位戦は第34期から9連覇、第45期から3連覇の通算12期獲得しており、永世王位の称号を持つ。タイトル獲得数は79期。各戦法に精通するオールラウンドプレーヤーである。
 


 

羽生が勝ち最終局へ=将棋王位戦

将棋の広瀬章人王位に羽生善治二冠(王座、棋聖)が挑戦する第52期王位戦7番勝負の第6局が、29日から神奈川県秦野市の陣屋で行われ、30日午後7時11分、122手で後手の羽生が勝ち、3勝3敗とした。持ち時間各8時間のうち、残りは広瀬1分、羽生6分。最終局は9月12、13日に、再び同所で行われる。   《 時事通信 8月30日(火) 》
 
 


 
 
 

 
終局の様子
 
 
 
 

 
感想戦での羽生2冠
 
 
 
 

 
感想戦での両対局者
 
 
 

後手羽生2冠の勝ち
 
 
 
広瀬王位の初防衛なるか、
 
それとも、羽生2冠王位奪取で3冠に復帰なるか。
 
注目の最終局は、9月12、13日に
 
再び第6局と同じく神奈川県秦野市の陣屋で行われる。
 
 
 
注目しよう!!
 
 
関連記事
スポンサーサイト



コメント

No title

羽生2冠の底力!!

温かな思いのこもったタイトルですね

このブログ羽生さんのプロフィールがいいですね
、、面白い将棋が指せたらと思います、、


第7局の勝負に、大注目ですね!!、、

No title

Windさん、こんばんは。

ポチありがとうございます。

将棋記事にもかかわらずコメントありがとうございます。

羽生さんのためですもの、気合を入れて記事を書かせていただきました。

通常、記事を書くのにあまり時間をかけないようにしていますが、さすがにこの記事は30分では書けませんでした。

取材もしましたので1時間以上はかかっています。

王位戦のデータも探してきましたしね。

羽生さんの将棋に対する考えも好きですね。

彼はこよなく将棋の神様に愛される棋士だと思います。

これからも応援を続けます。

第7局、大注目です!!
非公開コメント

プロフィール

iqm90jqjpdmz

Author:iqm90jqjpdmz
将棋、自然、音楽、写真が好きです。

将棋は、羽生9段、藤井7段のファンです。

初夏にはサクランボ狩り、秋にはブドウ狩りに出かけています。

また、秋には、雑木林を散策してハシバミ、アケビ、サルナシなどの
天然の木の実を採集をしています。

音楽は、80年代の洋楽を聴くことが多いですね。
好きなアーティストは、TOTO,Journey,Foreigner,KANSAS,Eagles,
Styx,Earth,Wind&Fire,M.Jackson,Madonna,Starship,SADE,
Kool&The Gang,Lindsy Starling,Maroon5,...

邦楽では、小田和正、ドリカム、宇多田ヒカル、シングライクトーキング、
久保田利伸、Greeeen、米津玄師です。

現在の閲覧者数:

月別アーカイブ

ブロとも一覧【画像なし】

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

アルバム