おはようございます。
週末になりました。
近くの幼稚園では、今日が運動会です。
アナウンスの放送と歓声が聞こえてきます。
近くの幼稚園では、今日が運動会です。
アナウンスの放送と歓声が聞こえてきます。
また、今日と明日「全国雑穀サミット」が本町を会場に開催され、今日の午後には女優の奈美悦子さんの講演も予定されているそうです。行きたかったのですが、予定が入っていて講演は聴けそうにありません。明日の「ギネスブックに挑戦、世界一大きな雑穀入り南部せんべい焼き」のイベントは覗いてみようかなあと思っています。
※ ※ ※
さるなし特集の続きの記事です。
昨日、さるなしを収穫しました。
今回は天然物ではなく、栽培ものです。
仕事の帰りに、先日知り合いになった農家のYさんのお宅のさるなしを撮影していたら、Yさんが「おおっ、来たかい。もうできてた(熟していた)よ。電話かけようかと思ってたところだ。採ってって。」と話しかけてきました。
さるなし畑が通勤途上にあるので、いつでも好きなときにさるなしの撮影の許可をいただいていたのです。
今回は天然物ではなく、栽培ものです。
仕事の帰りに、先日知り合いになった農家のYさんのお宅のさるなしを撮影していたら、Yさんが「おおっ、来たかい。もうできてた(熟していた)よ。電話かけようかと思ってたところだ。採ってって。」と話しかけてきました。
さるなし畑が通勤途上にあるので、いつでも好きなときにさるなしの撮影の許可をいただいていたのです。
さわってみて、熟しているかどうかをチェックする。
食べてみた。 甘い!!
食べてみた。 甘い!!
「好きなだけ、持ってって。」とYさん。
「いいんですか?」
「ああ、いいよ。出荷するのは硬いやつだけだから。軟らかいのは出荷できないで、捨てるだけだから・・・。」
「いいんですか?」
「ああ、いいよ。出荷するのは硬いやつだけだから。軟らかいのは出荷できないで、捨てるだけだから・・・。」
なんとももったいない話である。私や消費者にほしいものは、農家にとっては出荷できないじゃまなものだなんて・・・」
お言葉に甘えて、収穫させていただく。
ショックな話を伺った。
「来年この畑止めようと思っている。収量制限があるし、割に合わない。他の仕事もあるし・・・。」
確かに、労力の割には収入にあま繋がらない作業である。
「来年この畑止めようと思っている。収量制限があるし、割に合わない。他の仕事もあるし・・・。」
確かに、労力の割には収入にあま繋がらない作業である。
さるなし栽培を始められたのは、Yさんのお父さんである。20数年前の話した。今は高齢のため隠居されている。さるなし栽培の技術やノウハウはお父さんの方がずっと詳しいそうだ。
せっかく知り合いになれたのに、このさるなし畑の樹を切ってしまうなんて・・・。
しかし、仕方がない。あちらは生活の一部。こちらは、趣味の世界である。
それでも、さすなし畑は2箇所あり、こちらをすべて切っても、半分近くは残っているそうだ。
ほっとした。
収穫しながら、ここの畑のさるなしが今年限りだと思うと複雑な気持ちになった。
私以上に、父親が開いた畑を息子である自分が閉じてしまうYさんの方がずっと思うところが深いことだろう。
しかし、仕方がない。あちらは生活の一部。こちらは、趣味の世界である。
それでも、さすなし畑は2箇所あり、こちらをすべて切っても、半分近くは残っているそうだ。
ほっとした。
収穫しながら、ここの畑のさるなしが今年限りだと思うと複雑な気持ちになった。
私以上に、父親が開いた畑を息子である自分が閉じてしまうYさんの方がずっと思うところが深いことだろう。
夕方だったし、暗くなってよく見えないため、また別に機会におじゃますることにした。
Yさんにお礼を言って、おじいさん、おばあさんへの手土産(秘密です)をお渡しして、畑を後にした。
Yさんにお礼を言って、おじいさん、おばあさんへの手土産(秘密です)をお渡しして、畑を後にした。
(来年、あそこのさるなし畑はなくなっているんだなあ。「さるなしハンター」の自分が、栽培さるなしを容易に手に入れていいものなのか? 今まで苦労して、天然さるなしの自生場所を開拓してきたのは一体なんだったのか・・・。)
車を運転しながら、いろいろな想いが頭の中を駆け巡った。
車を運転しながら、いろいろな想いが頭の中を駆け巡った。
≪写真1 収穫したさるなしの一部≫
≪写真2 もっと少なめに撮ってみると≫
≪写真3 縦に切ってみると≫
≪写真4 横に輪切りにしてみると≫
≪写真2 もっと少なめに撮ってみると≫
≪写真3 縦に切ってみると≫
≪写真4 横に輪切りにしてみると≫
甘くて美味しいさるなしでした。
好きな人は好きでしょうが、一般の方なら10粒ぐらいで、味見は済むかもしれません。
私などは、何十個もいただくのですが・・・。
好きな人は好きでしょうが、一般の方なら10粒ぐらいで、味見は済むかもしれません。
私などは、何十個もいただくのですが・・・。
普及のために、≪さるなし狩り≫のイベントでも企画しようかなあ~、という思いが膨らんできました。
以上、さるなしレポート続編でした。
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最終更新日 : 2019-08-10
No title * by トリトン
泉ヶ岳 さん、今日は。
そうかもしれませんね。
だからこそ、こうしてブログで写真などを紹介して知ってもらおうと思っています。
わが町、K町にもさるなしソフトクリームがあります。
ほかに、さるなしジャム、さるなしゼリー、さるなしワインなどもありますよ。
そうかもしれませんね。
だからこそ、こうしてブログで写真などを紹介して知ってもらおうと思っています。
わが町、K町にもさるなしソフトクリームがあります。
ほかに、さるなしジャム、さるなしゼリー、さるなしワインなどもありますよ。
No title * by ぶーにゃんじろう
こんにちは。
さるなしって天然ものだと♂♀あるので実をつけないものもありますよね。栽培ものだと単為で増えるので、僕は栽培物の苗を植えています。外でたまに見つけても実を付けないものだったりして結構がっかりするんですよね~。
さるなしって天然ものだと♂♀あるので実をつけないものもありますよね。栽培ものだと単為で増えるので、僕は栽培物の苗を植えています。外でたまに見つけても実を付けないものだったりして結構がっかりするんですよね~。
No title * by KitaKita70
トリトンさん こんばんは。新潟の kitakita70です。
訪問&コメントありがとうございました。
サルナシハンターとは粋ですね。
サルナシ大好きな僕には憧れのキーワードでワクワクしますよ。
見つけた時の感激はすごいですよね。
目を凝らして林の中を探して「あった!」時は、
思わず早足になります。
ちなみに 昨年は山に20回ほどドライブに行って生まれて初めてサルナシの実が生っているのを発見しました。
サルナシハンターにはほど遠いです。
また来ます。
訪問&コメントありがとうございました。
サルナシハンターとは粋ですね。
サルナシ大好きな僕には憧れのキーワードでワクワクしますよ。
見つけた時の感激はすごいですよね。
目を凝らして林の中を探して「あった!」時は、
思わず早足になります。
ちなみに 昨年は山に20回ほどドライブに行って生まれて初めてサルナシの実が生っているのを発見しました。
サルナシハンターにはほど遠いです。
また来ます。
No title * by トリトン
追証残念温泉 さん、今日は。
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
天然物だと、実をつけていない蔓が結構あって(ここも空振りか~)
とがっかりすること度々なんですが、めげずに新天地開拓にチャレンジしています。
私の感覚だと、「雑木林の中だとどこでもある(発見できる)」と思っています。
まだ、庭には栽培していませんが、天然物を狙う「さるなしハンター」でいたいと思っています。
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
天然物だと、実をつけていない蔓が結構あって(ここも空振りか~)
とがっかりすること度々なんですが、めげずに新天地開拓にチャレンジしています。
私の感覚だと、「雑木林の中だとどこでもある(発見できる)」と思っています。
まだ、庭には栽培していませんが、天然物を狙う「さるなしハンター」でいたいと思っています。
No title * by トリトン
KitaKita70 さん、今日は。
ご訪問&コメント、こちらもありがとうございました。
お互い、≪さるなし大好き≫ なんですね。
うれしいです。
新しい場所で、実をつけたさるなしを見つけたときの喜び、格別ですよね。
私の場合、車を運転していても蔓が目に飛び込んでくるので、発見の確立がやや高いかもしれません。
先日は、1日で5箇所実をつけている場所を発見して、その内3箇所は比較的収穫できそうなところでした。
詳しくは、9月6日、「朝採り天然さるなし」の記事をご覧ください。
≪稲の自然乾燥法≫にも興味を持っています。
どうぞ、また遊びにきてくださいな。
ご訪問&コメント、こちらもありがとうございました。
お互い、≪さるなし大好き≫ なんですね。
うれしいです。
新しい場所で、実をつけたさるなしを見つけたときの喜び、格別ですよね。
私の場合、車を運転していても蔓が目に飛び込んでくるので、発見の確立がやや高いかもしれません。
先日は、1日で5箇所実をつけている場所を発見して、その内3箇所は比較的収穫できそうなところでした。
詳しくは、9月6日、「朝採り天然さるなし」の記事をご覧ください。
≪稲の自然乾燥法≫にも興味を持っています。
どうぞ、また遊びにきてくださいな。
No title * by beachmollusc
はじめまして、宮崎県のサルナシ・マタタビ・ハンターです。どうぞよろしく。
マタタビ属の蔓は独特の伸び方をしていますので、車をゆっくり運転しながらであれば、道端に生えているものを見つけやすいですね。
宮崎や大分では暖地性のウラジロマタタビとシマサルナシが圧倒的に多くて、1000mくらいの高度にサルナシがわずかに見られます。
マタタビ属の蔓は独特の伸び方をしていますので、車をゆっくり運転しながらであれば、道端に生えているものを見つけやすいですね。
宮崎や大分では暖地性のウラジロマタタビとシマサルナシが圧倒的に多くて、1000mくらいの高度にサルナシがわずかに見られます。
No title * by トリトン
beachmollusc さん、ようこそ!
そうですか。
そちらもサルナシハンターなんですね。
どちらもサルナシハンターなんて、面白いですね。
シマサルナシとサルナシは同じものですか、違うんですか?
(≫1000mくらいの高度にサルナシがわずかに見られます。の表記に関わって)
通勤路が山の中なので、道路の両脇にサルナシの蔓がウジャウジャあります。
採集も容易です。(時間がないのが玉に傷です。)
富山や岐阜、そして、広島をバスツアーで通ったときも、自生しているサルナシを車中から確認できました。
かなり、全国的に自生しているようですね。
また、遊びに来てください。
今後ともよろしくお願いいたします。
そうですか。
そちらもサルナシハンターなんですね。
どちらもサルナシハンターなんて、面白いですね。
シマサルナシとサルナシは同じものですか、違うんですか?
(≫1000mくらいの高度にサルナシがわずかに見られます。の表記に関わって)
通勤路が山の中なので、道路の両脇にサルナシの蔓がウジャウジャあります。
採集も容易です。(時間がないのが玉に傷です。)
富山や岐阜、そして、広島をバスツアーで通ったときも、自生しているサルナシを車中から確認できました。
かなり、全国的に自生しているようですね。
また、遊びに来てください。
今後ともよろしくお願いいたします。
お隣の山形県では、「さるなしソフトクリーム」なんてものが売られていたりしますが…。
改めて見ますと、ホントに断面がキウイフルーツそっくりですよね♪